お役立ち情報 USEFUL INFORMATION
2026.08.17
業界コラム

物流や製造の現場では、緩衝材は「なくてはならない資材」のひとつです。
「緩衝材の代わりになるもの」を探す場合、紙緩衝材や紙製バブル緩衝材、巻き段ボール、バラ緩衝材、ハニカムボードなどが代替候補になります。
大切なのは、今使っている緩衝材と似たものを探すことではなく、「隙間を埋める」「表面を守る」「衝撃を和らげる」「荷物を固定する」といった役割に合わせて選ぶことです。
ところが、これまで当たり前に使っていたエアー緩衝材や気泡緩衝材が、価格上昇や供給不安の影響を受けると、途端に現場の運用へ影響が出てきます。
「今使っている緩衝材の代わりになるものはないか」
「樹脂系の資材から紙製へ切り替えられないか」
「コストだけでなく、環境対応も同時に進めたい」
こうした課題への対応として、緩衝材の素材や梱包方法そのものを見直すことが重要になっています。
ただし、緩衝材は単に“柔らかいものを箱に入れる資材”ではありません。
箱の中の隙間を埋める。商品が動かないようにする。表面を傷から守る。輸送時の衝撃を和らげる。役割は用途によって大きく異なります。
そのため、企業が緩衝材の代わりを探す際は、今使っている製品と似たものを探すのではなく、「何のために使っている緩衝材なのか」から考えることが重要です。
この記事では、企業向けに、緩衝材の代わりとして検討できる資材と、それぞれの特徴、選定時に確認しておきたいポイントを整理します。

緩衝材の代替を検討するとき、最初にやるべきことは商品のカタログを探すことではありません。
現在の緩衝材が、梱包の中でどのような役割を担っているかを整理することです。
例えば、箱の中に商品を入れたときに空間が多く、輸送中に商品が動いてしまうのであれば、必要なのは「隙間を埋める機能」です。この場合は、紙緩衝材や紙パッキン、バラ緩衝材などが候補になります。
一方で、商品の表面を保護したいのであれば、単なる隙間埋めでは足りません。巻き段ボールや紙製バブル緩衝材のように、商品そのものを包める資材が適しています。
また、大型の商品や重量物になると、柔らかい緩衝材を詰めるだけでは十分に固定できないこともあります。このようなケースでは、ハニカムボードなどを用いて、そもそも商品が動かない構造を作ることが必要です。
つまり、緩衝材の代替で重要なのは、素材を変えることではなく、役割をきちんと置き換えることです。

企業が緩衝材の代わりを探す背景には、単なる欠品対策だけではありません。
包装資材は原材料価格や物流環境などの影響を受けることがあり、これまで問題なく調達できていた資材でも、価格上昇や納期の長期化、供給制限といったリスクが生じる可能性があります。
特に、特定の原料や特定の資材だけに依存している場合、ひとつの供給ルートに問題が起きただけで、梱包や出荷へ影響することも考えられます。
そのため、今使っている緩衝材と同じ製品を別の仕入先から探すだけではなく、紙系資材や再生原料を使用した資材など、異なる選択肢をあらかじめ持っておくことが重要です。
これは、一時的な代替品を確保するという考え方ではありません。
将来的な安定調達まで考え、包装資材の選択肢そのものを増やしておくという考え方です。
さらに、緩衝材を見直すことは、調達リスクへの対応だけでなく、資材使用量の削減や環境対応、梱包作業の改善につながる可能性もあります。
緩衝材の代わりには、紙系資材から再生材、緩衝材を現場で製造する機器まで、さまざまな選択肢があります。
ここでは、「隙間を埋める」「商品を包む」「大型貨物を固定する」など、目的別に代表的な代替方法を紹介します。

箱に商品を入れたとき、商品と段ボールの間に空間が残ると、輸送中の振動によって商品が動きやすくなります。
こうした隙間埋めを目的とした緩衝材の代わりとして検討しやすいのが、ボーガスペーパーです。
紙を立体的に成形して箱の中へ入れることで、空いたスペースを埋め、商品の移動を抑えます。
現在、樹脂製のエアー緩衝材を「隙間を埋めるため」に使用している場合は、紙素材へ切り替える選択肢のひとつになります。特に、雑貨や部品、日用品、通販商品など、比較的軽量な商品の梱包に取り入れやすい資材です。
一方で、重量物や壊れやすい商品では、隙間を埋めるだけでは十分な保護性能を得られないケースがあります。そのため、商品の重量や形状、輸送条件まで考慮して選定する必要があります。
樹脂製緩衝材の使用量を抑えたい場合や、梱包資材を紙系素材へ寄せていきたい場合には、まず検討しやすい選択肢といえるでしょう。

同じ隙間埋めでも、商品の見せ方まで意識したい場合には、紙パッキンが向いています。
紙パッキンは、細く加工された紙を商品周辺へ配置することで、箱の中の空間を埋めながら、商品の位置を安定させる資材です。特に、化粧品、雑貨、ギフト商品、EC向け商品など、開封時の印象が商品価値に影響する商材と相性があります。単に空間を埋めるだけでなく、箱を開けたときの見た目を整えやすい点が特徴です。
緩衝材は、受け取る側から見ると「商品と一緒に届く包装の一部」でもあります。
そのため、最終消費者へ商品を届ける企業では、保護性能だけでなく、ブランドイメージや開封体験まで含めて資材を選ぶことも重要です。

樹脂製の気泡緩衝材は、商品の表面保護や、商品同士の接触防止など幅広い用途で使われています。
その一方で、樹脂系包装材の使用量を減らしたい、紙素材を中心とした包装へ変更したいと考える企業もあります。
そうした場合に検討できるのが、紙製バブル緩衝材です。
商品を包んで保護するという使い方ができるため、現在、気泡緩衝材を「商品の表面を守る目的」で使用している場合には、代替候補になり得ます。
重要なのは、樹脂製気泡緩衝材とまったく同じ構造の商品を探すことではありません。
現在の緩衝材に求めている機能が、表面の擦れ防止なのか、商品同士の接触防止なのか、あるいは一定の衝撃緩和なのかを整理する必要があります。
そのうえで必要な保護性能を満たせるのであれば、紙製資材への切り替えを検討できます。

商品全体を包みたい場合には、巻き段ボールも有力な選択肢です。
巻き段ボールは、段ボールの波形構造を利用した包装材で、商品を巻いたり、商品同士の間へ挟んだりして使用できます。金属部品や家具、長尺物、不定形の商品など、一般的な箱型の緩衝材では対応しにくい商品にも使いやすい点が特徴です。特に、輸送中の擦れや接触による傷を防ぎたい場合には、「箱の隙間を埋める緩衝材」よりも、「商品を包む緩衝材」の方が適していることがあります。
現在、樹脂製気泡緩衝材を商品の表面保護に使用している企業では、巻き段ボールへ切り替えられるケースも考えられます。ただし、商品の形状や重量によって必要な厚みや巻き方が異なるため、実際の荷姿に合わせた確認が欠かせません。

緩衝材の見直しというと、別の資材へ交換することをイメージしがちです。
しかし、出荷量が多い企業では、緩衝材そのものではなく、供給方法を変えるという考え方もあります。
紙緩衝材製造機を使用すれば、必要なタイミングで必要な量だけ紙緩衝材を製造できます。
この方法の大きなメリットは、完成した緩衝材を大量に保管する必要がなくなることです。
緩衝材は軽量でも体積が大きく、倉庫や梱包エリアのスペースを圧迫しやすい資材です。
特に、日々多くの商品を発送する物流センターやECの出荷拠点では、緩衝材を保管するために一定のスペースが必要になります。原紙の状態で保管し、必要な場所で加工する仕組みに変えれば、保管効率を改善できる可能性があります。
また、作業者ごとに緩衝材の使用量や詰め方が異なる現場では、一定の形状に加工した紙緩衝材を供給することで、梱包作業の標準化につながる場合もあります。
単に「資材単価がいくらか」ではなく、保管スペースや作業効率まで含めて改善したい企業に向いている方法です。

工場や物流センターでは、入荷した商品の段ボールが大量に廃棄される一方で、出荷工程では別途緩衝材を購入しているケースがあります。そこで検討できるのが、使用済み段ボールを緩衝材として再利用する方法です。
段ボールシュレッダーを使って段ボールを加工すると、クッション性のある形状に変えることができ、商品の包装や隙間埋めなどに活用できます。
つまり、これまで廃棄していた段ボールを、購入していた緩衝材の代わりに活用するという発想です。
この方法は、単なる資材の置き換えにとどまりません。
使用済み段ボールの廃棄量を減らしながら、新たに購入する緩衝材の使用量も抑えられる可能性があります。
特に、段ボールの廃棄量と緩衝材の使用量がどちらも多い企業では、コスト削減と廃棄物削減を同時に検討しやすい方法です。ただし、商品の種類や必要な保護性能によっては適さない場合もあります。
まずは、どの商品・どの出荷工程で利用できるかを切り分けることが重要です。

商品形状が複雑で、箱との間に不規則な空間が生じる場合には、バラ緩衝材も選択肢になります。
バラ緩衝材は、箱の中へ投入すると商品の周囲へ入り込みやすく、一定形状の紙資材では埋めにくい隙間にも対応しやすいのが特徴です。一方で、使用量が増えやすかったり、開梱時に散らばりやすかったりする場合もあります。
そのため、導入を検討する際には、資材価格だけでなく、1梱包あたりの使用量や作業性、受け取り側での処分のしやすさまで確認する必要があります。
また、緩衝材を見直すからといって、必ずしもすべてを紙素材に切り替える必要はありません。
用途や求める性能によっては、再生樹脂原料を使用した緩衝材なども含めて比較した方が、現場に適した選択ができる場合があります。

重量物や大型貨物では、柔らかい緩衝材を大量に詰めても、十分な対策にならないことがあります。
重い商品が輸送中に動けば、緩衝材そのものが潰れたり、商品の位置がずれたりする可能性があるためです。
そこで重要になるのが、衝撃を吸収するだけでなく、そもそも荷物を動かさないという考え方です。
そのような用途では、ハニカムボードが候補になります。
ハニカムボードは、蜂の巣のような構造を持つボード材で、軽量でありながら荷重を受けやすい構造になっています。
貨物同士の間へ配置したり、輸送箱やパレット内の空間を埋めたりすることで、荷物の移動や接触を抑える用途に活用できます。大型機械や重量部品などでは、「柔らかい緩衝材を何に替えるか」だけではなく、固定方法そのものを変えた方が効果的な場合があります。
緩衝材代わりを検討する際は、こうした構造的な保護方法まで視野に入れることが重要です。

緩衝材の代替品は、素材ではなく「用途」で比較すると選びやすくなります。
| 現在の課題・目的 | 代替候補 | 特徴 | 選定時のポイント |
| 箱の隙間を埋めたい | ボーガスペーパー 紙パッキン、バラ緩衝材 | 商品の移動を抑えやすい | 商品重量や隙間の大きさを確認 |
| 気泡緩衝材を紙系へ 切り替えたい | 紙製バブル緩衝材 巻き段ボール | 商品を包んで表面を保護 | 必要な衝撃吸収性を確認 |
| 商品表面の傷を防ぎたい | 巻き段ボール 紙製バブル緩衝材 | 擦れや商品同士の接触を 防ぎやすい | 商品形状に合うか確認 |
| 大量出荷を効率化したい | 紙緩衝材製造機 | 必要量を現場で製造できる | 出荷量・設置スペース 作業動線を確認 |
| 使用済み段ボールを活用したい | 段ボールシュレッダー | 廃棄材を緩衝材として 再利用できる | 発生量と使用量の バランスを確認 |
| 複雑な隙間を埋めたい | バラ緩衝材 | 不規則な空間にも 入り込みやすい | 使用量・作業性・廃棄性を確認 |
| 重量物・大型貨物を固定したい | ハニカムボード | 荷物の移動や接触を抑えやすい | 荷重や輸送条件に合わせて設計 |
ここまで紹介したように、緩衝材の代わりには複数の選択肢があります。
どれを選べばよいか迷った場合は、現在使っている緩衝材の商品名ではなく、「何を解決したいのか」から考えると整理しやすくなります。
箱の中で商品が動くことが課題なら、ボーガスペーパーや紙パッキン、バラ緩衝材。
商品表面の擦れや接触を防ぎたいなら、紙製バブル緩衝材や巻き段ボール。
大量出荷による緩衝材の保管や作業負担が課題なら、紙緩衝材製造機。
使用済み段ボールの廃棄量が多いなら、段ボールシュレッダー。
大型・重量物の移動を防ぎたいなら、ハニカムボードが候補になります。
このように、緩衝材の代替は「似た商品を探す作業」ではありません。
現在の梱包課題に対して、より適した解決方法を選ぶことが本来の目的です。

代替候補が見つかっても、すぐにすべての出荷へ適用するのではなく、事前に確認しておきたい点があります。
最優先すべきなのは、もちろん商品をきちんと守れるかどうかです。
資材費が下がったとしても、輸送中の破損が増えれば、返品や再発送、顧客対応などのコストが増えてしまいます。
特に、商品の重量や形状、割れやすさ、表面の傷付きやすさ、輸送距離によって必要な保護性能は変わります。
新しい緩衝材へ切り替える際には、可能であれば実際の商品を使って梱包状態を確認した方がよいでしょう。
もうひとつ重要なのが、1梱包あたりのコストです。
例えば、現在使用している資材より単価が安くても、1箱に大量に使わなければならないのであれば、結果としてコストが上がる可能性があります。
BtoBの包装資材では、「1個いくら」「1mいくら」という価格だけではなく、実際に1商品を出荷するためにいくらかかるかで比較することが重要です。
さらに、梱包時間も見逃せません。
新しい緩衝材に変えたことで、切る、折る、巻くといった工程が増えれば、作業時間が長くなることがあります。
1箱では数秒の差でも、1日に数百箱、数千箱を出荷する現場では、大きな人件費の差につながります。
資材費だけを下げるのではなく、現場全体の負担が下がるか。
ここまで確認して初めて、本当の意味での包装改善といえます。
| 確認項目 | チェックする内容 |
| 保護性能 | 輸送中の振動・衝撃・擦れから商品を守れるか |
| 商品条件 | 重量・サイズ・形状・壊れやすさに適しているか |
| 使用量 | 1梱包あたりに必要な資材量は増えないか |
| 作業性 | 切る・巻く・詰めるなどの作業時間は増えないか |
| 保管性 | 緩衝材の在庫が作業スペースを圧迫しないか |
| 廃棄性 | 使用後に分別・処分しやすいか |
| 調達性 | 継続的に安定して調達できるか |

緩衝材の使用量を減らしたい場合、別の緩衝材へ置き換えることだけが解決策ではありません。
実際には、段ボール箱のサイズを見直した方が効果的なケースもあります。
商品に対して箱が大きければ、その分だけ隙間が生まれます。そして、その隙間を埋めるために多くの緩衝材が必要になります。箱を商品のサイズに近づけることができれば、緩衝材を変更しなくても使用量を減らせる可能性があります。
また、破損リスクの低い小型商品であれば、段ボール箱ではなく、クッション封筒や宅配袋などへ梱包形態そのものを変更する方法もあります。
この場合、緩衝材だけではなく、箱の使用量や梱包作業、場合によっては配送コストまで見直せる可能性があります。
つまり、「緩衝材を何に替えるか」を考える前に、「この緩衝材は本当に必要なのか」を考えてみる。
これもBtoBの包装改善では重要な視点です。

| コスト | 確認するポイント |
| 資材費 | 1梱包あたりの緩衝材使用額 |
| 作業コスト | 梱包時間、加工・カットなどの作業 |
| 保管コスト | 在庫量、必要な保管スペース |
| 廃棄コスト | 廃棄量、回収・処理の手間 |
| 品質コスト | 商品破損、返品、再梱包、再発送 |
企業が緩衝材代わりを検討する際に、もっとも注意したいのが資材単価だけで比較してしまうことです。
資材そのものが安くなれば、一見するとコスト削減に見えます。
しかし、実際の現場では、梱包にかかるコストは資材費だけではありません。
例えば、新しい緩衝材へ変えたことで梱包時間が短くなれば、人件費の削減につながります。
緩衝材の在庫がコンパクトになれば、保管スペースを有効活用できます。
商品破損が減れば、返品や再発送のコストも抑えられます。
反対に、資材単価だけ下がっても、使用量が増えたり、作業時間が長くなったりすれば、トータルではコストアップしているかもしれません。
企業の包装改善で見るべきなのは、「緩衝材がいくらか」ではなく、「1件の出荷にいくらかかっているか」です。
この考え方で比較すると、資材変更による本当の効果が見えやすくなります。

新しい資材へ切り替える際は、最初からすべての出荷へ適用する必要はありません。
まずは一部の商品や一部の出荷ラインで試し、保護性能や作業性を確認する方法がおすすめです。
実際に使ってみると、カタログだけでは見えなかったことが分かります。
「思ったより使用量が少なかった」
「作業者によって詰め方に差が出た」
「緩衝材より箱サイズを変えた方がよさそうだ」
「保護性能は問題ないが、作業時間が長くなった」
こうした気付きは、実際の梱包現場で試して初めて分かるものです。
小規模なテストから始め、問題がなければ対象商品や出荷ラインを広げていく。
この進め方なら、切り替えに伴うリスクを抑えながら、より自社に合った梱包方法を見つけやすくなります。

緩衝材の代わりを探すとき、現在使っている資材と似た製品を選ぶだけでは、十分な改善につながらないことがあります。商品のサイズや重量、現在の箱、出荷数量、作業方法、保管スペース、輸送条件によって、最適な資材や梱包方法は異なるからです。もりや産業では、紙緩衝材、紙製バブル緩衝材、巻き段ボール、紙パッキン、バラ緩衝材、ハニカムボード、再生樹脂原料を使用した緩衝材など、さまざまな選択肢から用途に合った資材をご提案します。
また、資材そのものを切り替えるだけではなく、箱サイズや梱包形態、緩衝材の使用方法まで含めて見直すことで、より大きな改善につながる場合もあります。
「気泡緩衝材を紙系資材へ変更したい」
「現在の緩衝材が入手しにくくなった場合に備えたい」
「梱包資材の使用量を減らしたい」
「環境対応とコスト削減を同時に進めたい」
「どの緩衝材代わりが自社の商品に合うか分からない」
こうした課題をお持ちの場合は、現在の梱包状態から整理することで、より適した方法を検討できます。現在お使いの緩衝材、商品のサイズ・重量、1日の出荷量などが分かれば、単純な代替品の選定だけでなく、資材使用量や作業工程を含めた改善方法も検討できます。

緩衝材の代わりには、ボーガスペーパーや紙パッキン、紙製バブル緩衝材、巻き段ボール、バラ緩衝材、ハニカムボードなど、さまざまな選択肢があります。
さらに、紙緩衝材製造機によって必要な分を現場で製造したり、段ボールシュレッダーを使って使用済み段ボールを緩衝材として再利用したりする方法もあります。
重要なのは、現在使用している緩衝材と見た目が似た資材を探すことではありません。
「隙間を埋める」「商品を包む」「表面を守る」「動かないように固定する」など、現在の緩衝材が担っている役割を整理し、その機能をより効率よく代替できる方法を選ぶことです。
また、BtoBでは資材単価だけでなく、1梱包あたりの使用量、作業時間、保管スペース、廃棄、破損リスクまで含めて判断する必要があります。
緩衝材の代替を単なる「資材変更」で終わらせず、梱包工程全体を見直すきっかけにすることで、安定調達、コスト削減、作業効率向上、環境対応につなげられる可能性があります。

A.紙製バブル緩衝材や巻き段ボールなどが候補になります。ただし、現在の気泡緩衝材を表面保護、接触防止、衝撃緩和のどの目的で使用しているかによって、適した資材は異なります。
A.箱内の隙間埋めを主な目的としている場合は、ボーガスペーパーなどの紙緩衝材へ変更できる可能性があります。商品の重量や形状、輸送条件によって必要な保護性能が異なるため、実際の商品による事前確認が重要です。
A.段ボールシュレッダーを使用し、使用済み段ボールを加工して緩衝材として再利用する方法があります。特に、段ボール廃棄量と緩衝材使用量の両方が多い企業では検討しやすい方法です。
A.重量物では、柔らかい緩衝材を詰めるだけでは十分に固定できない場合があります。ハニカムボードなどを使い、商品そのものが動きにくい構造をつくる方法も検討できます。
A.可能性はあります。ただし、資材単価だけでなく、1梱包あたりの使用量、梱包時間、保管スペース、廃棄費用、破損リスクまで含めたトータルコストで比較することが重要です。