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2021.04.15

導入事例

高槻市立自然博物館 わさびー 納品事例

カビや害虫の防カビ・防虫対策の切り札として期待されている「わさび成分」を様々な用途に使えるよう開発した製品、その名も『WasaP”わさびー』。
主な用途は、物流現場の虫混入・防カビ対策、標本・古文書など文化財の虫食い・防カビ対策、厨房設備の消臭など幅広くご利用いただき、ご好評いただいております。
今回は、大阪府高槻市にある、高槻市立自然博物館 あくあぴあ芥川様での導入事例をご紹介させていただきます。
あくあぴあ芥川様は高槻の自然を紹介する博物館で、 2階は淡水魚の水族展示、1階は高槻市内の鳥類・哺乳類・昆虫類などを標本や剥製で紹介しています。企画展や観察会、子ども自然ワークショップなどのイベントも行っている地域に根付いた自然博物館です。
Webサイト→http://www.aquapia.net/

あくあぴあ芥川様の長年のお困り事は標本に発生する「カビ」でした。
1階の展示ルームでは、昆虫と哺乳類標本が展示されており、鳥・植物を配したジオラマ展示で、芥川の水辺を紹介しています。
その展示されている標本に毎年「カビ」が発生して困るとのことで、特に骨格標本の関節部分には、綿の様なカビが発生、その除去に四苦八苦されておりました。

そのカビの原因は「湿気」でした。
同博物館は高槻市を流れる一級河川「芥川」の川沿いにあるため湿気の流入がひどく、展示ケース内には湿気取りとして除湿剤を大量に設置。約1ヶ月程度で除湿剤のタンクが水で一杯になるため、スタッフ様が都度取り代える作業をされておりました。湿気が多くなる春から秋にかけて4~5回交換されていたのですが、それでもカビが発生する始末で、何とかカビの発生を抑える手立ては無いものかと検討されていたそうです。

そんな中、博物館のネットワークを通じて『WasaP”わさびー』を紹介させていただき、1部の展示ケース内でテスト使用していただくことに。
テスト期間中、わさびーペレットタイプ分包5gを展示ケース内に設置。わさびーから発生するわさびガスを逃げない様にするため、ケースはなるべく開けない様にしていただきました。結果、カビの発生を抑えることに成功。

今では、同館の展示ケース内のいたるところにわさびーペレットタイプ分包5gとフィルムタイプが置かれており、標本の防カビに役立っています。
標本のカビ除去作業が無くなったとのことで、スタッフの皆様にも喜んでいただきました。
WasaP”わさびー』は防虫にも効果があるため、他博物館では、標本の防虫対策にも使われており、導入施設もどんどん増えています。
サンプルも無料でお送りしますので、カビや虫にお困りの際は、お気軽にお問合せください。