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2022.02.07

業界コラム

「SDGs毎日貢献アイテム」まずは、環境対策から始めませんか?

物流のSDGsはわかりやすく、リアル

突然ですが、『日々の暮らしの中で見かける、SDGs(誰ひとり取り残さない持続可能な開発目標)を頭に浮かべてください』と言われたら、戸惑ってしまいませんか。

TVのニュースタイトルや議論のテーマにされているほうが先に思い浮かぶかもしれません。しかし、SDGsは誰もが気持ちひとつで始められ、無数の小さな努力の積み重ねの末に達成されるものばかりです。

100の議論より1の実践!

そこで、今回もりや産業がピックアップするアイテムのテーマは『SDGsに毎日貢献』です。

あらゆる職場でダンボールへの箱詰め作業は、ほぼ毎日行われています。その作業に組み入れるだけで環境対策になり、リアルにSDGs貢献を感じられ、仕事の負担も減らせる製品をご紹介しましょう。そう、物流は毎日がSDGsなのです。

ポリエチレンのラミネートをなくしたクラフトテープ

いつもダンボールの封に使われている一般的なクラフトテープですが、その表面には貼りやすさや強度の理由からポリエチレンのラミネート加工がされています。最終的に可燃ごみとなるクラフトテープは燃やすときにこのポリエチレンも一緒に焼却するため、基材のクラフト紙を燃やす以上に負荷がかかりますし、ガスも発生します。

そこで、ラミネートレスクラフトテープを使うことで、二酸化炭素の排出量を抑え、環境負荷を軽減することができます。ラミネートがないって、弱いんじゃないの?と心配されるかもしれませんが、そんなことはございませんのでご安心ください。

さらにカラーバリエーションが豊富なタイプもあり、識別テープとしても使えます。また、ラミネートがないのでマジックで表面に文字も書けますし、白色なら視認性も良くわかりやすいでしょう。

ラミネートレスクラフトテープはテープそのものの材質感も通常のクラフトテープと違いますからSDGs感もバッチリです。封をするたびにSDGsを実感できるラミネートレスクラフトテープをこの機会に採用し、普段からSDGsに関心のある方はもちろん、みなさまの意識向上に役立ててはいかがでしょうか。

パッケージを無くして脱プラとゴミ削減

通常のクラフトテープはひとつずつ、きちんと透明の袋で包装されているのですが、実は包装のないテープも箱単位で販売しています。紙管の薄い省資源タイプもあるので、ごみ処理の有料化に伴うコストを軽減することも可能です。まずはラミネートレスクラフトテープでお試しいただき、その後は無包装テープでさらにSDGsの意識を広げていくのはいかがでしょうか。

封かん機(テープ貼り機)で作業・環境負荷を軽減

よく目にする通常のクラフトテープは手で持って貼りますが(50m巻き)、長尺・機械巻き用の500m巻き、750m巻き、1,000m巻きの物もございます。このサイズは、人が手で持って作業をするのではなく、封かん機に装着して使います。機械に装着して使用する場合は、長いテープのほうが交換頻度を減らすことができるため効率的です。さらに多色展開のテープを使うことで、封かん機使用でも識別テープとしてお使いいただくことが可能です。

ではここでダンボール箱のテープ貼りを自動で行う封かん機の紹介をしましょう。封かん機には上面だけ貼るもの、上・底面を貼るものなどいろいろなタイプがありますが、おススメは定型ダンボール箱の上下を同時にテープ貼りするタイプです。

ケースの底を組み立てて投入台に載せるところまでは手動で行います。台にあるフラップホルダーに組み立てた箱を引っ掛けるだけでフラップの戻りを防ぐことができ、箱を押さえることなく両手で箱詰め作業が行えます。箱折り・箱詰めとテープを持ち替える手間がいらないため箱の作り置きは必要なく、そのスペースもいりません。

さらにクラフトテープでは500m巻に加え、1,000m巻もラインナップしています。(こちらはラミネートレスではありません)これでテープ交換頻度は1/2、巻芯材の数も1/2で作業負荷も環境負荷もグッと軽減することができます。

まとめ

日常的に大量のダンボール箱詰め作業を行う現場では、年間を通じてかなりの包装用テープを使用していることと思います。まずはテープの質を変えることで、日常の業務には一切変更の負担なく、SDGsの開発目標「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」に大きく貢献することができます。

また、ECサイト取扱量が加速度的に増えている現在、物流業界の人手不足はますます深刻になっています。ダンボール封かんのような繰り返し作業を機械化し、貴重な人材をより重要な作業へと転換させることで、SDGsの開発目標「8.働きがいも経済成長も」に貢献できます。

これらの持続可能な開発目標の実現に向けてSDGs毎日貢献アイテム』の導入を検討してみてはいかがでしょうか。