新着情報 INFORMATION

2026.09.02

お知らせ

大阪府工業協会「商工振興」2026年8月号に掲載されました

このたび、大阪府工業協会が発行する「商工振興」2026年8月号の「会員企業訪問」に、もりや産業株式会社をご掲載いただきました。

誌面では、「情報をカタチに 未来に必要なモノを提供できる会社へ」をテーマに、代表取締役社長 菅野晃へのインタビューを通じて、1960年の創業から現在までの歩み、商品開発への想い、企業理念、人材育成、DXへの取り組み、そして今後目指していく会社の姿まで、幅広くご紹介いただいています。

段ボールを販売する個人商店からスタート

もりや産業の始まりは1960年。

創業者・菅野恵一朗が、段ボールを販売する個人商店「もりや産業紙器製作所」を創業したことから始まりました。

創業当初は自転車の梱包を段ボールにすることから事業をスタートしましたが、時代とともに新しい素材や商品が生まれる中、徐々に段ボールそのものの販売から、包装資材や関連商品の販売へと事業領域を広げていきました。

そして、お客様の困りごとを聞くたびに、「何とか解決できないか」と考え、最初のオリジナル商品「万能カッター」を開発。その後も、「S型さげ手」「ポリ文化鋲」「ハウステープ」「ベンリーパック」など、数々のアイデア商品を生み出してきました。自社工場を持たない商社でありながら、自ら商品を企画・開発する。

こうしてもりや産業は、「ファブレスイノベーター」という独自のスタイルを築いていきました。

「もりやに行けば何とかしてくれる」

誌面では、創業以来大切にしてきた、お客様とのつながりについても紹介されています。

1986年に発足した「もりや情報交流会」をはじめ、お客様や仕入先、社内から集まるさまざまな情報を新しい商品や提案へとつなげてきました。

その積み重ねから、「もりやに行けば何とかしてくれる」という評価をいただくようになり、新しい情報がさらに集まり、その情報をまたお客様へ届けるという好循環が生まれていきました。

現在の企業理念である「情報をカタチに」にも、この考え方が受け継がれています。

「情報をカタチに」――理念経営への転換

バブル崩壊や2008年のリーマンショックなど、大きな経営環境の変化を経験する中で、もりや産業は改めて、「これからどのような会社になりたいのか」を見つめ直しました。

2010年に行動指針となる「あるべき姿」を制定し、2012年には企業理念を改めて定義。

そこで生まれたのが、「情報をカタチに」という企業理念です。

売上や規模だけを追うのではなく、お客様や市場から得た情報を、商品・サービス・提案という新しい価値に変えていく。現在のもりや産業の事業活動の根幹となる考え方です。

商社でありながら、ものづくりにも挑戦

もりや産業では、既存の商品を販売するだけでなく、「他社ができないのであれば、自分たちで作ろう」

という考えのもと、ものづくりにも取り組んできました。

その代表例の一つが、紙製L型アングル材「エッジボード」です。

物流時の荷崩れや角の破損防止、結束バンドの食い込み防止、段ボール積載時の補強など、さまざまな用途で活用されています。さらに2012年には、紙製パレット「APPAパレット」の加工も開始しました。

APPAパレットはサイズオーダーが可能で、荷物に合わせた設計ができるほか、紙製のため燻蒸処理が不要で、海外輸出や工場間輸送、環境配慮への取り組みにも活用されています。

こうした取り組みも、現場から集まった情報を新しい商品へ変えていく、もりや産業の「情報をカタチに」の一例です。

「好奇心溢れる挑戦者」を育てる

今回の記事では、商品開発だけでなく、人材育成についても取り上げていただきました。

次世代の経営幹部を育成する「ジュニアボード」や、若手社員が主体的に活動する取り組み、人事制度や教育体系の見直しなどを通じて、社員一人ひとりが自ら考え、挑戦できる組織づくりを進めています。

第二期ジュニアボードからは、新たなブランドコンセプト

「いいえ、未来です。」も誕生しました。

そして、もりや産業が大切にしている人材像が、「好奇心溢れる挑戦者」です。

新しいものに興味を持ち、まずやってみる。

創業者から受け継がれてきた姿勢を、これからの世代にもつないでいきます。

環境・省人省力・安全安心をテーマに、次の時代へ

現在、もりや産業では、「環境」「省人省力」「安全安心」をソリューション活動のテーマとして掲げています。

営業担当だけでなく、商品開発、リサーチ、マーケティングなど、さまざまな部署が連携し、お客様の課題解決にチームで取り組む体制づくりを進めています。

また、DX改革にも力を入れており、見積りシステムや加工現場の生産性を高める仕組みの開発に加え、生成AIなどの新しい技術も積極的に活用しています。

これまで蓄積してきた膨大な情報を活かしながら、お客様により迅速かつ的確な解決策をご提案できる会社を目指しています。

未来に必要なモノを提供できる会社へ

1960年の創業から現在まで、もりや産業が一貫して大切にしてきたのは、

お客様の声に耳を傾け、新しい情報に興味を持ち、まず挑戦してみること。

時代や取り扱う商品が変わっても、この姿勢は変わりません。

これからも企業理念「情報をカタチに」のもと、包装・物流・環境の分野から、お客様の現場に寄り添い、新しい商品・サービス・ソリューションを生み出してまいります。

未来に必要なモノを提供できる会社へ。

もりや産業は、これからも新しい時代に向けた挑戦を続けてまいります。

このたびは、もりや産業の創業から現在、そして未来への取り組みまで丁寧にご紹介いただき、誠にありがとうございました。